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『ニンテンドー3DS』の3D映像は、左右の目に映る映像が異なることによって、立体的に感じられます。
ただし、3D映像の見えかたには個人差があります。
たとえば左右の目の視力差が大きい方の場合など(※1)、人によっては立体に見えにくい、あるいは全く立体に見えないという場合もありますのでご了承ください。
また、『ニンテンドー3DS』をなるべく多くのお客様に楽しんでいただくために、「3Dボリューム」という仕組みを採用しております。3Dボリュームを下げていくと映像の立体感がだんだん小さくなり (※2)、一番下にすれば完全な2D映像でゲームをお楽しみいただくこともできます。
ご自分にちょうど良い状態で、『ニンテンドー3DS』をお楽しみください。
(※1) 眼鏡などで視力を矯正されている方は、眼鏡などを着用された状態で見ていただくほうが、立体感を感じやすくなります。 (※2) 一部のソフトでは、3D・2Dの切り替えのみが可能です。 -
任天堂はいままでのゲーム機でも目安として1時間ごとの休憩をおすすめしてきました。
3D映像でゲームを楽しんだ場合も、同じように疲れや不快感といった症状が起こることがわかっています。とくに3D映像の場合、従来の2Dの映像と比べて疲れを感じやすい場合があります。
疲れの起こりやすさは3D映像の内容によっても変わるため、任天堂は快適な3Dゲームコンテンツ開発の研究を継続して進めていますし、極端に疲れを引き起こしやすい映像についてはソフト制作上の制限を設けています。
しかしながら、ゲーム映像の工夫だけでは疲れを完全に無くすことはできませんので、3D映像でゲームをお楽しみいただく場合、目安として30分ごとに休憩をとっていただくことをおすすめします。
また体調が悪いときや、もし気分が悪くなったときは、直ちに使用を中止してください。 -
6歳以下の小さなお子様の視覚は発達段階にあると言われており、専門家は、『ニンテンドー3DS』だけでなく、3D映画や3Dテレビなども含め、左右の目に異なる映像を届ける3D映像は、小さなお子様の目の成長に影響を与える可能性があるという見解をもっています。
3D映像による小さなお子様の視覚への影響を避けるために、『ニンテンドー3DS』では2D映像への切り替えが可能になっておりますので、どなたにも十分にお楽しみいただけます。
さらに、『ニンテンドー3DS』には、保護者の方が安心してお子様に遊んでいただけるよう、「保護者による使用制限機能(※3)」のひとつとして、3D映像の表示を制限する仕組みを取り入れております。
この機能を使って設定を行えば、保護者の方があらかじめ定めた暗証番号を入力しない限り、3D映像は表示されず、2D映像に切り替わって表示される仕組みになっています。
6歳以下のお子様が『ニンテンドー3DS』を遊ばれる際には、「保護者による使用制限機能」をご活用いただきたいと存じます。
(※3) 年齢制限のあるソフトの使用や、有料ソフトの購入などを保護者が制限するための機能。WiiやニンテンドーDSiでは「ペアレンタルコントロール」と呼んでいます。