本日はお忙しい中、そしてあいにくの天気にもかかわらず、多数の皆様にニンテンドーDSカンファレンスにお越し戴き、ありがとうございます。 |
DSの現状 ほぼ1年前に、ちょうどこの場所で開催した「ニンテンドーDSプレビュー」で、私達はDSの発表をいたしました。あれから1年、そして、昨年12月2日の発売から10カ月が経過した訳ですが、今日は、まず最初にDSの現状についてお話ししたいと思います。 |
皆様ご存じの通り、ニンテンドーDSは、年齢・性別・ゲーム経験の有無を問わず、全てのお客様に「同じスタートライン」からビデオゲームを楽しんで戴くことを目的として、2画面、タッチスクリーン、マイク入力、ワイヤレス通信の組み合わせを特徴として、開発した商品でした。 |
しかし、率直に申し上げて、1年前の時点でのDSへの反応は、賛否両論であったと思います。「異質な商品」と表現した、その斬新さと未知の可能性が評価されると同時に、その一方で、「人間の目は2カ所を同時に見ることはできないので、2画面には意味がないのではないか」、「斬新だが触らないと価値が理解できないので、マーケティングが難しく普及しないのではないか」、「ゲームを触ってこなかった人達、例えば若い女性やシニア層、あるいは、ゲームから離れてしまった層を取り込むといっても、現実には、その狙いの実現は難しいのではないか」というようなご意見もありました。 |
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