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神々の子孫が住むと言われる地、ハイラル。そこには多くの民族がそれぞれの土地を守りながら独自の文化を築いていた。 |
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そのハイラルの中にある、コキリの森に住むコキリ族の少年リンク(=プレイヤー)は、ある朝、ナビィと名乗る妖精に眠りからさまされる。リンクは遂に自分にも妖精がやって来たと喜んだ。コキリ族なら誰でも相棒となる妖精がいるはずなのだが、なぜかリンクにだけはいなかったのだ。 だがしかし、ナビィは大変な話をリンクに告げた。コキリ族の守護神『デクの樹』が、怪しげな魔物たちによってひん死の状態にさらされているというのだ。 リンクはナビイと協力して魔物を倒すが、『デクの樹』は遺言を残して朽ち果てる。 「ガノンドロフにトライフォースを渡してはならぬ… 勇気ある者よ、この精霊石とともにハイリアの知恵ある者を探せ…。」 |
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当時、ハイラルでは一つの伝説が信じられていた。神々の『トライフォース』についての伝説である。 誰も知らない聖地にあると言われる、神の力の宿る聖なる三角『トライフォース』。それに触れし者は、無限の力を手にする事ができると言う。 その力を我が手にせんと企む者がいた。 その名は魔盗賊ガノンドロフ。ガノンドロフは邪悪な魔物を使い、ハイラル各地を蹂躙しつつ、聖地への入り口を探し続けていた。そしてその魔手は、コキリの森にも伸びていたのである。その事を知ったリンクは、『デクの樹』が残した『森の精霊石』を手に、ハイリア族の都・ハイラル城へと旅立っていった。 ハイラル城に着いたリンクは、同じ年頃の王女・ゼルダ姫と出会う。やはりハイラルの危機を察知していた彼女は、聖地への入り口を知っていると言う。 しかしそこへ入るには、神殿の石盤に三つの精霊石をはめ込み、王家の秘宝『時のオカリナ』によってあるメロディーを奏でなければならないのだ。 リンクは残る二つの精霊石を探しに、さらなる冒険の旅へとその第一歩を踏み出したのである…。 |
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