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2005.10.19 |
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いまは、ポリゴンで描かれた3Dタイプのゲームが主流になりつつあります。3Dのもつリアリティにあふれた表現力や、自由に視点を変えられるダイナミックさは、ゲームを次のステージに引き上げる技術として、たいへん魅力あるものです。でも、 『スクリューブレイカー』は、いわゆる“2D”のアクションゲームで、ぼくは昔からこういうタイプのゲームが大好きだったんです。
何年か前から「3D難民」という言葉が頭の中にありました。本当はアクションゲームが大好きでいろんなゲームを遊んでみたいんだけど、3Dタイプのゲームがちょっと苦手で、昔より遊びたいものが少なくなってしまっている人達。それを、自分自身のことも含めてちょっと社会問題的に「3D難民」と呼んでいたのです。
自分たちが遊びたいと思うゲームを作るのは、ゲームフリークのポリシーのひとつですが、今回はそれを踏まえたうえで、3D難民(=2Dアクションゲームに飢えた人たち)が待ち望んでいたようなゲームを作る、そういう気持ちで『スクリューブレイカー』の開発を始めました。
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