NINTENDO DS Preview! Nintendo


任天堂社長 岩田聡 【プレゼンテーション全文 (3)】

 さて、NINTENDO DSは、12月2日に税込本体価格15,000円で発売するということは、すでに発表させていただいておりますが、もちろん肝心なのはどんなソフトが楽しめるのかということです。幸いにもソフトメーカーさんの作り手の皆さんの中には、NINTENDO DSの新しい遊びの構造を提案する開発思想に非常に共感していただける方がたくさんいらっしゃるようで、発売前にかなりの数のタイトルが、DS用ソフトとして発売予定となっています。今日現在の日本国内での発売予定のタイトルですが、46社124タイトルになりました。現在も発売を目指して、さまざまな分野でDSの機能を活かした開発中のタイトルが、自社にも、そしてソフトメーカーさんにもございます。
 DSの本体と同時に発売するのは、自社5タイトル、ソフトメーカーさん7タイトルの予定となっており、年末までには、これが合計約14タイトルになる予定です。本体と同時発売される自社タイトルの価格ですが「スーパーマリオ64DS」、「さわるメイドインワリオ」、「大合奏!バンドブラザーズ」、「ポケモンダッシュ」の4タイトルがそれぞれ標準小売価格が税込で4,800円、タッチペンで操作する直感的なパズルゲーム「直感ヒトフデ」が標準小売価格税込3,800円を予定しております。
 E3以降、これまでの広報機会において、DSについては、話を聞いただけと実際にさわってみたのでは、非常に印象が違うということを数多くの体験した方々からお聞きしておりますので、本日は別室に同時発売や発売直近となるソフトを中心に、自社8タイトル、ソフトメーカーさん12タイトルの合計20タイトルを体験いただけるよう、用意をしております。
 のちほど、これらを実際に体験していただくことで、任天堂がなぜDSを開発したのか、そしていままでのゲーム機とは何が違うのか、そして我々が提案している年齢、性別、ゲーム経験を問わず幅広い層に「同じスタートライン」ではじめていただいて、アピールできる、という可能性があるということが、より具体的にご理解いただけると思いますので、お時間の許す方はぜひさわってみていただければと思います。

 もちろん、これから任天堂が力を入れるのは、DSだけではございません。9月のゲームボーイアドバンスSPの価格改訂後、好調であった昨年同時期以上のペースでSPは売れており、年内には世界での普及台数が初代のアドバンスを含めて6千万台を超える見通しで、さらなる市場拡大が期待できる状況です。ゲームキューブについても、最大需要期である年末に向けて、新しい操作感をテーマに、有力タイトルを展開していきます。これらに、新たなハード、NINTENDO DSを加えて、任天堂はこれからも、誰もが楽しめる革新的な遊びにいろいろな角度からチャレンジしていきたいと思います。
 では、わたしの話はこれくらいにしまして、当社の宮本からソフトの具体的なお話をさせていただこうと思います。本日は、どうもありがとうございました。

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