「任天堂ゲームセミナー」とは、ゲーム制作の素晴らしさと奥深さを学生の皆さまに体験していただくことを目的とした、任天堂が主催する約8か月間の実践的セミナーです。
今年から新たに、関西地区にお住まいの方にも募集を広げます。ゲーム作りに必要な企画・ディレクション・プログラム・グラフィック・サウンドの各分野における知識や制作環境は、現役開発者による講義や任天堂が提供する機材でサポートします。
それぞれ得意な能力を持った仲間とチーム制作を経験していくことは、ゲーム業界に興味をお持ちの学生の皆さまにとって、新しい発見に繋がると期待をしています。
ゲームデザインとは何なのかを、みんなで作りながら考える新しい試みです。是非参加してみてください。
― 任天堂株式会社 専務取締役(情報開発本部長) 宮本 茂
任天堂のファミリーコンピュータが誕生して、今年で30年を迎えます。
当時の開発は環境も含めて全てが手作りで、全てが発明の連続でした。
今と比べると開発環境は規模的にも大きな違いはありますが、実は遊びを創る考え方は大きくは違いません。
当時から任天堂独自の開発環境の上でしかゲームを作れませんでしたが、今回よりWii U という新しいゲーム機を扱いつつもそのハードルを下げ、勉強次第で技術者でなくてもゲームを作ることもできるくらいの環境を用意しました。
あとは、皆さんのモノ作りに対する熱意さえあれば、任天堂の講師陣と共に新しい遊びを作り、ゲームを通じて自分の周りの人を笑顔にしていくことも可能でしょう。
講義や制作に集まることをメインにしていた以前と違い、今回から在宅型の開発スタイルを採用したり、運営自体を一新することにしました。そのことにより自分たちの熱意次第で好きな時間にいくらでも密度の高い制作が可能になるはずです。
自分とは違った得意分野の人たちが集まり、30年前のようにゼロから自分たちで様々な発明を積み上げていくことを楽しんでください。
― 任天堂株式会社 ゲームセミナー2013 運営統括 手塚卓志
2010年度の任天堂ゲームセミナーでは、
ニンテンドーDSソフトを制作しました。
各作品について詳しくは、2010年度ゲームセミナーのページをご覧ください。