Wii USplatoon(スプラトゥーン)

『スプラトゥーン』を作った人たちってどんな人?

第1回プランナー編 イカに変身してナワバリ争いをするアクションゲーム『スプラトゥーン』。このゲームはどんな人たちが作ったんだろう? そんなギモンを解決するために、『スプラトゥーン』を作ったゲームクリエイターたちにインタビューを決行! 今回は「プランナー」に話を聞いたよ!

今回インタビューした人 天野裕介さん これまでに担当したゲーム ・Newスーパーマリオブラザーズ2(ニンテンドー3DS) ・スターフォックス64 3D(ニンテンドー3DS)など

『スプラトゥーン』ではどんな仕事を担当しましたか?

『スプラトゥーン』では、プランナーとしてキャラクターのセリフやゲーム内に出てくる説明の文章を書いていました。また、プランナーのほかに「ディレクター」という仕事をしていました。ディレクターの仕事は、『スプラトゥーン』をどんなゲームにするのか、どんな機能を入れるともっと楽しいゲームになるかを、チームのメンバーと話しあったりして、指示を出すことです。実はこちらの仕事のほうがメインでした。

ディレクターはゲームクリエイターのだれでもなることができますが、みんなをまとめる力が必要になります。

『スプラトゥーン』のどんなところにこだわりましたか?

「アクションゲーム」は、おもしろいかどうかがわかりやすいジャンルのゲームだと思います。そこで、『スプラトゥーン』は遊んですぐに「おもしろい!」と思ってもらえるよう、操作したときの「気持ちよさ」にトコトンこだわりました。たとえば、ねらいをつける操作はWii U GamePadのジャイロ機能を使って、かたむけるだけでもねらえるようにしました。

Wii U GamePadをかたむけるだけで、思いどおりの方向にねらえるようにしました。

仕事をしていて一番楽しい瞬間はどんなときですか?

ゲームクリエイターにとって最高の瞬間は、作ったゲームを自分で遊んでみて、ずっと遊んでいられるほどおもしろいと感じたときです。また、チームのみんなと力を合わせて完成度を高めていいものを作っていくということも、ゲームクリエイターのみりょくだと思います。

どうしてゲームクリエイターになろうと思ったのですか?

子供のころからラジコンを改造したり、戦隊ヒーローのコスチュームを自分で作ったりと、「ものを作る」ことが好きでした。そのなかで、自分が作ったものを世界中の人にさわってもらいたいという夢を持つようになりました。もちろんゲームも大好きで子供のころからずっと遊んでおり、2つの気持ちが重なって、ゲームを作る仕事をしたいと考えるようになりました。

ゲームクリエイターを目指す人へメッセージをお願いします

ゲーム以外でもいいので、自分が「一番好きなもの」を見つけるといいと思います。そして、好きなものがもっとおもしろくなったり、もっと好きになるにはどうすればいいか考えてみましょう。それは絵をたくさんかいたり、本をたくさん読んだり、学校の勉強をがんばったりすることかもしれません。自分のなかの好きな気持ちをみがくことで、その気持ちがどんどん成長していきます。ゲーム作りは「どうしたらおもしろいものが作れるんだろう?」とまよったり、こまったりすることも多いですが、好きな気持ちを中心に考えることで、自分らしいやりかたで乗りこえていけるようになると思います。

  • 第1回プランナー編
  • 第2回プログラマー編
  • 第3回グラフィックデザイナー編
  • 第4回サウンドクリエイター編

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  • Splatoon(スプラトゥーン)
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