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2005.12.02 |
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今回はタイトルについてのお話です。『スクリューブレイカー』というメインタイトルは、最初にこのゲームの企画を思いついたときから、考えていました。
ドリルの回転をイメージさせる「スクリュー」に、破壊という動詞の「ブレイク」。また、「ブレイカー」には“押し込み強盗”なんていう意味もあったりして、印象はちょっと悪いですけど、盗賊団が主人公のゲームにはマッチしています。口にしたときの語呂も悪くないでしょう? とりあえず『スクリューブレイカー』を仮題ということにして、開発がスタートしました。
ところが、ゲームの制作が進んでいくにつれ、どうもこの『スクリューブレイカー』という言葉は、きれいにまとまりすぎているような気がしてきたんです。
きれいで何がいけないのか、と思われるかもしれませんが、そういうタイトルはゲーム雑誌などで目にしたとき、読者の心に引っ掛かるもの(フック)がなく、印象に残りにくいんですね。むしろ、ちょっとぐらいヘンなタイトルのほうが、見た人の心には強く残るものです。
そこで、何か特徴的なサブタイトルをつけよう! ということになりました。ゲームフリーク社内だけでなく、任天堂さんからもいろいろなサブタイトルの提案をしていただいた結果、どんなものが出てきたかというと……。
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