任天堂ホームページへニンテンドーゲームキューブのトップページへ 「バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子」のトップページへ

物語
その1 その2
帝国暗黒部隊、作戦室。緊急招集の掛かった部隊員が並ぶ。スクリーンに映し出される帝国皇帝オーガンの姿。その夜、下された任務は“皇帝の暗殺”だった。
この任務を下したのは、バアルハイト。バアルハイトは、皇帝オーガンの腹心ともいえる立場にあり、帝国国民から絶大な支持を得ていた。腹心が皇帝を暗殺する、ということに最初は戸惑う部隊員だったが、暗黒部隊はバアルハイトの私財によって編成された部隊。故にバアルハイトを崇拝する者が多く、この作戦に疑いを持つものはいなかった。
“皇帝の暗殺”という大役を任されたサギは、パートナーのギロと皇帝の住む屋敷へ向かう。
皇帝の部屋に侵入すると入れ違いに立ち去る一人の男。自分が仕留めるはずであった皇帝はすでに息絶えていた――。
皇帝暗殺の容疑をかけられ、命を狙われることとなるサギ。誰が自分を陥れたのか――?
大陸の各地に現れる異形の怪物。たびたび見る白昼夢。失われたリストに載るものとは。
運命の歯車がまたひとつ動き出す――。
その1 その2