イーリス恒星系が闇の帝国を名乗る謎の敵との交戦状態に突入して、5年のときが過ぎていた……。 過去三度の大規模な基地奪還作戦も失敗に終わり、闇の帝国の圧倒的な戦力の前に、イーリス防衛軍は壊滅的被害を受けた。 唯一の残された希望は、AXELAY(アクスレイ)計画のみであった。 |
闇の帝国の侵攻に対すべく、スタートした計画である。小型戦闘機に巨大戦艦級の武装を搭載。機動力と攻撃力の双方を備え持つという思想のもとに開発された。 秘密保持のため機体はイーリス本星にて制作、搭載する特殊武装は各惑星の秘密基地で開発が進められた。 しかし各惑星はすでに帝国の手に落ち、通信は途絶えたままである。「敵を殲滅し特殊武装を奪還せよ……」 そして今、最終調整を終えたAXELAYに燃料注入が始まった……。 |
闇の帝国の侵攻に対すべく、イーリス防衛軍はAXELAY計画を発動した。その中枢をなす小型多目的戦術戦闘機がアクスレイである。小型化が要求された結果、必要最小限の武装装備にとどめられている。 また、機体の機動力、戦闘力、防御性能の3点をクリアするため、特殊武装の採用が決定され、イーリス恒星系の各惑星で極秘に開発が進められた。特殊武装の装着により、アクスレイは被弾耐久性能の大幅な向上と、大型戦艦をもしのぐ戦闘力が期待される。 |
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