主人公のビリーとジミーがブラックウォリヤーズを倒しマリアンを助け出した前話から数年が経ち、この町も平静を取り戻していた。 そんなある日、謎の武装集団がやってきて次々に町の武道家達を殺していき史上最強と言われたビリー達の道場も例外ではなく負傷者を増やしていった。謎の武装集団はいったい何者なのか・・・・・・。考え付くのは影の暗殺拳として暗躍していた拳法「幻殺拳」だ。 |
「幻殺拳」とはビリーらの拳法である「双截拳」と相反する思想からなり、そのためお互いの拳法を代々潰しあって来ていたのだ。 道場が襲われてから数日後、ビリーの恋人のマリアンが傷を負った門下生の看病をしていた時、にわかに黒い人影がへやの中へ入り込んだ。黒い人影はマリアンに迫ってきた。マリアンが遠ざかる意識の中でビリーの名を呼び、その声を聞き駆けつけたビリーの目に入ったのはもう決して動くことのないマリアンの亡骸だった・・・・・・。2人はマリアンと死んでいった仲間のために復讐を誓うのであった。 |