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1988年にディスクシステム用ソフトとして『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』が発売されてから10年。「ファミコン探偵倶楽部(ファミ探)」シリーズ生誕10周年を記念して1998年4月1日に発売されたタイトルが、この『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女(スーパーファミコン版)』です。
このゲームは、1989年に発売されたディスクシステム用ソフト『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女』をスーパーファミコン(ニンテンドウパワー)用にリメイクしたものですが、基本的なシナリオはそのままに、グラフィックからシステムまであらゆるものが作り直され、1つの新しいゲームとして生まれ変わりました。
※現在、ディスクシステム用ソフト『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女』も、バーチャルコンソールで配信中です。スーパーファミコン版との違いをお楽しみください。
ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者(前後編)
ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女(前後編)






ディスクシステム版のイメージを踏襲しながらも、一新されたキャラクターデザイン。
細かな陰影がキャラクターたちを繊細に表現し、その表情を豊かに見せます。




ゲーム中に登場する背景はリアルに描かれ、場面によってはストーリーの中の時間経過と共に変化し、臨場感を高めています。





ディスクシステム版の良質なメロディを、そのイメージを崩すことなく、美しくアレンジしたBGM。元のメロディが広がりを持ち、より情緒的に生まれ変わっています。なかには、ディスクシステム版をプレイしたプレイヤーが思わずニヤリとしてしまう演出も。
ゲームを起動してからタイトル画面が表示されるまでの間に、ディスクシステム版からスーパーファミコン版への移り変わりが、グラフィックとサウンドの絶妙な演出で表現されています。




追いかけてくる足音、高鳴る鼓動、うっかり蹴ってしまった空き缶……大事な場面で流れる効果音が臨場感を高めます。





ストーリーが章立てになっており、調査を再開する際に、前回までに起きたできごとやわかったことなどを、各章のあらすじとして振り返ることができます。これなら、前回プレイ時から時間が経ってしまったときも安心です。




調査が進むたびに、登場人物に関する情報が記録されていくメモ機能を搭載。自分でメモする必要がないので便利です……が、調査内容を覚えているか、把握しているかが試されるイベントもあるので、メモを見て情報を整理することも忘れずに。



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