長い間、人々に語りつがれてきた光の伝説がある。 土、火、水、風をつかさどる4つのクリスタルに光が宿る限り、 この世界の平和は守られる。 そして、クリスタルの光が失われたとき、4人の光の戦士が現れると……。 この世界が光につつまれ、平和であったのは、 いったいどのくらい前だったのだろう。 空はよどみ、作物は枯れ、海は荒れている。 長い間眠っていた火山は狂ったようにほえ、火を吹き上げた。 人々はこれらが巨大な悪のしわざであることを知っていたが、 だれひとり立ちむかえる者はいなかった。 ただ神に4人の光の戦士が現れることを願うのみだったのである。 そして、人々の願いが神に通じたのか、 ついにコーネリアの都にクリスタルを持った4人の戦士が現れた。 クリスタルの光を取り戻すのは、自分たちしかいない。 自分たちの手で、この広い世界のどこかにあるという クリスタルの祭壇を見つけださなくてはならないのだ。 そのためには、モンスターたちの支配に屈せず、この世界に平和を取り戻そうと 光の戦士たちの出現を待ちわびていた賢者や人々に会い、数々の秘密をとき、 行く手に立ちはだかるモンスターを倒していかなければならない。 4人の戦士が持つ4つのクリスタルすべてに光を取り戻すまで、彼らの旅は果てしなく続く。 |