花のお江戸の花火職人、カン太郎は京の都で修行して新しい花火の製造法を身につけました。そして、この花火を江戸のみんなに見せようと、東海道の旅を始めるのでありました。 ところが鉄砲を密造する「井ノ国屋・剛左衛門」という悪い商人がいて、新しい花火の製造法を鉄砲作りに利用しようと考えました。そこでカン太郎をやっつけてこの製造法の巻物を横取りしようとするのです。 カン太郎を待ち受ける敵は、ごろつき、とりつかい、盗賊、とめ女、幽霊、ぼうず、剛左衛門、忍者、編笠浪人に仕事人。 はたしてカン太郎は無事に江戸について、隅田川で花火を打ちあげられるでしょうか? |