Nintendo - 任天堂ホームページへ Wii - Wiiトップページへ




ミロンの住んでいる"エプシロン星"の住人は、 お互いに触れるだけで相手の気持ちを理解することができた。
そのため、文字や言葉は発達しなかった。
離れた人に自分の気持ちを伝えるためには、音楽が使われたのだ。
人々は、楽器を使って自由に会話を交わすことができた。
しかしこの物語の主人公ミロンには、その能力がなかったのだ。

「どうしてぼくだけ人の気持ちがわからないんだろう?
どうしてぼくだけ楽器をうまく使えないんだろう?
もしかしたら、ぼくはこの星の人間ではないのかもしれない。
もしかしたら、ぼくみたいな人間がまだこの星に
いるかもしれない……」
そう思ったミロンは、仲間をさがす旅に出ることにした。

ちょうどその頃、ミロンの住むイシュタル村に、
ある危険が迫っていた。
村の長老はその危険を周りの7つの谷に伝えるために、
伝令を送った。
が、だれ一人としてこたえる者がなかったのだ。
ミロンは旅のはじめにこの謎を解くため、
7つの谷を治める王女エルシラに会うことにした。
というのは、エルシラの住むロクタスの街に
一番最初に伝令が届いているはずだからだ。
しかし、ロクタスの街についたミロンが見たものは、
楽器を魔人に奪われて困っている街の人々の姿であった。
というのも、北の果てに住む魔人が、
エルシラの住むガーランド城を占領してしまったからなのだ。
魔人はエルシラを城の奥深くに閉じ込め、
街中の楽器を隠してしまったのだ。
魔人退治をかってでたミロンにロクタスの司祭は言った。

「城にはこんなときのために、
王女様がさまざまな道具を隠されました。
このシャボンがあなたに魔法の道具の隠し場所や
道具を売る店の場所を教えてくれるはずです。
城の中には魔人や魔人の手下のほかに、
街の若者や王女がおります。どうか、助け出してください」

ミロンはガーランド城の中に隠された謎を解き、
奪われた楽器を取り戻して、
閉じ込められている王女を助け出すことができるだろうか……。







任天堂ホームページ Wii TOPタイトルラインナップページの一番上へ