『不思議のダンジョン2 風来のシレン』は、ダンジョン探索型RPGとして人気を博した不思議のダンジョンシリーズの第2弾として1995年12月1日に発売されました。基本システムは初代である『トルネコの大冒険〜不思議のダンジョン〜』から引き継いでいますが、新たな仕掛けやアイデアを盛り込んで、さらにパワーアップして帰ってきました。 |
不思議のダンジョンシリーズの特徴は、何といっても入るたびに形を変えるダンジョン。同じ場所でも訪れるたびに地形や敵の位置などが変わるので、一筋縄ではクリアできません。地形を把握しての攻略ができないため難易度は高くなりますが、入るたびに違った冒険ができるので、何度でも繰り返し楽しむことができます。 |
冒険の途中にはさまざまな人物と出会います。荷物を運んでくれる飛脚や情報をくれる町人、食料を分けてくれる酒場の店主など、冒険をするには彼らのサポートなしでは先に進めません。なかには一緒に戦ってくれるキャラクターもいるので、出会ったらまずは話しかけてみましょう。ただし、なかにはひどいことをするキャラクターもいるのでご注意を……。 |
セーブをしておけば同じところから何度でも再開できるゲームと違い、このゲームではやり直しがきかず、ゲームオーバーになると持っていたアイテムがなくなって、レベル1からの再スタートになってしまいます。やり直しがきかない冒険は、それゆえの難しさはありますが、1回きりのドキドキ感や面白さが味わえます。アイテムを使って回復するか、自力回復するか、戦うか、それとも逃げるのか……。1回1回の行動に重みが増し、より慎重に考えながら行動するため、戦略性の高いプレイが可能です。たとえ力尽きたとしても、そのたびに得た情報と経験を活かして再度チャレンジしましょう。 |