株主・投資家向け情報

平成25年3月期 第2四半期累計期間の連結業績
及び 通期の連結業績予想の説明
1.第2四半期累計期間(2012年4月〜2012年9月)の連結業績の説明(前年同期比較)
当第2四半期累計期間の連結損益計算書について
  前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減率
売上高 2,157億円 2,009億円 (△6.8%)
売上総利益 320億円 443億円 (38.5%)
(売上総利益率) (14.8%) (22.1%)  
営業利益 △573億円 △291億円 ( - )
(営業利益率) (△26.6%) (△14.5%)  
経常利益 △1,078億円 △472億円 ( - )
(経常利益率) (△50.0%) (△23.5%)  
四半期純利益 △702億円 △279億円 ( - )
(四半期純利益率) (△32.6%) (△13.9%)  
 
(売上高の主な減少理由)
 売上高の減少は、『ニンテンドー3DS』はすべての地域で販売数量を伸ばしたものの、『Wii』と『ニンテンドーDS』でハードウェア、ソフトウェア共にほぼすべての地域で販売数量が減少し、全体の売上高が減少したことによります。また、外貨建売上高を円に換算する場合に使用する当期の期中平均為替レートが前年同期と比較して主に対ユーロが円高に推移したことなどの影響もありました。
 
(売上総利益率の説明)
 前年同期は『ニンテンドー3DS』ハードウェアなどの値下げや在庫補償等の影響で売上総利益率が大幅に悪化していました。当期は『ニンテンドー3DS』ハードウェアの収益性が改善してきていることや、ハードウェアの売上高占有率が低下したことなどによる上昇要因があったものの、発売当初は採算性が厳しい『Wii U』ハードウェアの将来の販売に係る損失を計上したこと等による利益率の低下要因もありましたので、売上総利益率は22.1%となりました。
 
(営業損失の理由)
 前年同期と比較して売上総利益が増加したことで損失幅は縮小しましたが、売上高が減少し固定費が含まれる販売費及び一般管理費が売上総利益を上回ったことで、営業損失となりました。
 
(経常損失の理由)
 営業損失に加え、円高による為替の影響で232億円の為替差損を計上したためです。
 
2.平成25年3月期 通期の連結業績予想の修正
 為替相場が期初の想定を上回る円高で推移していることや、当上期の販売実績および当下期の販売見通しを見直した結果、平成25年3月期 通期の連結業績予想は、2012年4月26日に開示しました「平成24年3月期 決算短信」において発表した業績予想(期初予想)から以下の通り変更いたしました。
通期
  期初発表 2012/10/24
修正発表
売上高 8,200億円 8,100億円
営業利益 350億円 200億円
経常利益 350億円 100億円
当期純利益 200億円 60億円

 下期及び期末の前提為替レートは、1USドルは80円に据え置き、1ユーロは105円から100円に変更いたしました。今回、業績予想を下方修正することになった主要因は、このユーロ円の想定レート変更によるものです。
 
通期の連結販売数量予想
  期初発表 2012/10/24
修正発表
ニンテンドーDS ハードウェア 250万台 250万台
ニンテンドーDS ソフトウェア 3,700万本 3,700万本
ニンテンドー3DS ハードウェア 1,850万台 1,750万台
ニンテンドー3DS ソフトウェア 7,300万本 7,000万本
Wii ハードウェア 1,050万台 500万台
Wii U ハードウェア 550万台
Wii ソフトウェア(*1) 7,000万本 5,050万本
Wii U ソフトウェア 2,400万本

*1『Wii』ソフトウェアの2012/10/24修正発表には、第2四半期累計期間に販売したハードウェア同梱ソフトウェアの数量(約150万本)を含みますが、期初発表にはハードウェア同梱ソフトウェアは含みません。
※『ニンテンドーDS』とは「ニンテンドーDSi LL/DSi/DS Lite/DS」を指します。
※『ニンテンドー3DS』ソフトウェア及び『Wii U』ソフトウェアの販売数量予想には、パッケージソフトのダウンロード版の販売数量を含みます。
 
 年間配当金の予想額に関しては、期初に発表しましたとおり、当期は利益水準にかかわらず、1株当たり年間100円を下限といたします。
 

 当下期におきましても、引き続き『ニンテンドー3DS』の販売に注力するとともに、年末商戦期に発売予定の『Wii U』の普及に努め、これらのハードウェアの特長を活かしたゲームやサービスを継続的に提供していくことで業容の拡大に努めてまいります。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願いいたします。




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