美容医学研究所
ソシエテ ヴィザージュ
代表 犬童 文子
「フェイスニング」とは、顔の内側についている筋肉のトレーニング法です。
顔に数多く存在する筋肉のひとつひとつを意識的に鍛錬して柔軟性や弾力性を高め、豊かな表情をつくることを目的としています。
顔の筋肉は私たちの顔のパーツや皮膚を支え、かつ生きるために非常に大切な役割をもっていますが、ヒトはそれらの筋肉を普段十分に使っているとはいえません。
顔の筋肉も身体の筋肉同様、使わないでいるとだんだんと衰えていきます。顔の土台ともいえる筋肉が衰えると、ぼんやりとしたメリハリのない顔になってしまいます。
また、ヒトは喜怒哀楽など、心の機微を表情として表すことができますが、それも顔についている「表情筋」という筋肉の働きによるものです。表情筋が固くなったり、いつも偏った表情筋の使い方をしていると、いざ「いい顔」「いい表情」をつくろうと思ってもなかなか思い通りにはいきません。
しかし「もう衰えてしまったから仕方がない」とあきらめることはありません。弱ってしまった顔の筋肉も、きちんとトレーニングすることによって、柔軟性や弾力性を取り戻すことができるのです。こうした「顔の印象」と深く関わっている筋肉の特性に注目して開発したのが「フェイスニング」です。
ただし、ただやみくもに筋肉を動かしても効果はありません。筋肉の特性を理解して目的の筋肉を正しく動かすこと、そして継続することが何よりも大切なポイントです。フェイスニングを続けて、スッキリとした顔、表情豊かで好感を持たれる顔になりましょう。
- 表情筋&美容研究家
犬童 文子 -
鹿児島大学医学部付属病院生化学研究室および渡仏を通じて、表情筋&美容の研究に携わり、「顔の健康、美容、表情改善」と「顔面リハビリ」に有効な「フェイスニング」を開発。テレビ、雑誌、講演など多方面で活躍。
●美容医学研究所 ソシエテ ヴィザージュ 代表
●日本美容専門学校 「皮膚科学」講師