任天堂ゲームセミナー2013:任天堂ゲームセミナーレポート

2013年度の実際の講義やゲーム制作のようすをご紹介! 任天堂ゲームセミナーレポート

NINTENDO GAME SEMINAR REPORT

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NEW NINTENDO GAME SEMINAR

Report:02

「種」から始まるゲーム作り

こんにちは、任天堂の手塚です。
ゲームセミナーレポート第2回では、受講生たちのゲーム作りの現場についてレポートしていきます。

今年は私からの発案で「日常の生活で面白いと思ったもの」をテーマにゲーム企画を考えてもらいました。
やっぱり、自分が面白いと思えるものから、もの作りをするのが基本ですからね!

ゲーム企画は全受講生に考えてもらい、夏季合宿で発表をしてもらいます。
たくさんのスタッフが見守る中での発表。とても緊張すると思いますが、受講生のみなさんは自分が実現してみたい、
自由な発想の企画をたくさん発表してくれました。

企画発表風景

今回の「日常の生活で面白いもの」というテーマから、
学生たちが発表した「ゲームの種」をちょっとだけお見せします。

  • 掃除中の脱線
  • さしていない時の傘の使い方
  • 買い物袋に効率よくつめる
  • 目をつぶって歩く
  • ボタンを押す快感
  • 言葉の壁を言葉以外で乗り越える
  • 人を驚かせる企て
  • 大阪のおばちゃんの言動・行動

他にもたくさんの「ゲームの種」が発表され、それに伴う遊びが提案されました。
その中で、特に素晴らしかった4つの企画が今年の制作タイトルとして、
東京、大阪それぞれ2チーム、計4チームに制作してもらうことにしました。

それでは、ゲーム作りのきっかけになった「ゲームの種」とそこからできたゲームを少しだけご紹介します。

  • ポッポハンター
  • 必撮!センターヒーローズ
  • しまながめ
  • 戰闘団地

企画決定から約半年間、より面白いものにしていくためチーム内で意見をぶつけ合わせ、
試行錯誤を繰り返しながら、みんなで1つのゲームを制作していきます。
制作期間中は定期的に報告会を行い、講師を務める任天堂のゲーム開発スタッフに相談をしたり、
ゲーム作りのノウハウやコツを聞くこともできます。

報告会

前回のレポートの最後で紹介した写真はその時の一幕。
中間発表会というイベントです。
「スーパーマリオ」の生みの親、
弊社の宮本茂に直接ゲームを触ってもらい、
アドバイスをもらっているところでした。

こんな経験ができるのもゲームセミナーならではの
特長ではないでしょうか。

中間発表会

さて、ここで緊急告知です。
次回ゲームセミナーレポート公開予定の6月19日から、
Wii Uのニンテンドーeショップでゲームセミナー2013の受講生作品4タイトルを一気に無料配信いたします。

そこで、次回のゲームセミナーレポートでは、各作品のくわしい紹介、
そして8か月の講義を受けた受講生たちの声をお届けしようと思います。
お楽しみに。

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