株主・投資家向け情報

平成24年3月期 第3四半期累計期間の連結業績
及び通期の連結業績予想の説明
1.第3四半期累計期間(2011年4月〜2011年12月)の連結業績の説明(前年同期比較)
・当第3四半期累計期間の連結損益計算書について(括弧内は前年同期との増減率)
売上高 5,561億円 (△31.2%)
売上総利益 1,311億円 (△59.1%)
営業利益 △164億円 ( - )
経常利益 △660億円 ( - )
四半期純利益 △483億円 ( - )
 
(売上高の主な減少理由)
 売上高の減少は、『ニンテンドー3DS』は昨年8月にハードウェアの値下げを行ったことと、ホリデーシーズンに向けて有力タイトルを複数発売したことで販売数量を伸ばしたものの、『Wii』と『ニンテンドーDS』でハードウェア、ソフトウェア共に世界中で販売数量が減少したことや、当期に行った『Wii』及び『ニンテンドー3DS』ハードウェアの値下げによる販売単価の下落や在庫補償の影響によるものです。さらに外貨建売上高を円に換算する場合に使用する当期の期中平均レートが前年同期と比較して対USドル・ユーロ共に円高に推移したことなどの影響もありました。
 
(売上総利益率の主な減少理由)
 『Wii』や『ニンテンドー3DS』ハードウェアなどの値下げや在庫補償等の影響でハードウェアの収益率が低下したこと、及び、値下げにより赤字販売となっている『ニンテンドー3DS』ハードウェアの売上高占有率が上がったことによります。
 
(営業損失の理由)
 売上高が減少し、売上総利益率も低下したことにより、売上総利益が大きく減少した一方で、固定費が含まれる販売費及び一般管理費の減少額が売上総利益の減少額より小さかったことなどによるものです。
 
(経常損失の理由)
 営業損失に加え、USドルやユーロの為替レートが円高に推移し537億円の為替差損を計上したことによるものです。
 
・連結貸借対照表上の現金及び預金の残高について
  前期末 第3四半期末
現金及び預金 8,128億円 5,667億円
 現金及び預金が減少した理由は、USドル、ユーロ共に為替が円高に推移したことに加えて、買掛債務や経費、法人税、配当金などの支払額が、商品売上等で入金した金額を上回ったことなどによります。
 
2.平成24年3月期 通期の連結業績予想の修正の説明
 2011年10月27日に発表しました平成24年3月期 通期の連結業績予想を以下のとおり変更いたしました。
通期
  2011/10/27
前回発表
2012/1/26
修正発表
売上高 7,900億円 6,600億円
営業利益 10億円 △450億円
経常利益 △300億円 △950億円
当期純利益 △200億円 △650億円

期末の前提為替レートは、1USドルは77円に据え置き、1ユーロは106円から98円に変更いたしました。
 
また、通期の連結販売数量予想も以下のとおり、変更いたしました。
(『Wii』ソフトウェアの販売数量予想は変更しておりません。)
 
通期の連結販売数量予想
  2011/10/27
前回発表
2012/1/26
修正発表
Wiiハードウェア 1,200万台 1,000万台
Wiiソフトウェア 1億本 1億本
ニンテンドーDSハードウェア 600万台 550万台
ニンテンドーDSソフトウェア 6,200万本 5,900万本
ニンテンドー3DSハードウェア 1,600万台 1,400万台
ニンテンドー3DSソフトウェア 5,000万本 3,800万本

※2012年1月26日修正発表の『Wii』ソフトウェアの連結販売数量予想には、第3四半期累計期間に販売したハードウェア同梱ソフトウェアの数量(約1,000万本)を含んでいますが、2011年10月27日の前回発表には、ハード同梱ソフトウェアの数量は、第2四半期累計期間中に販売した数量(約400万本)のみを含んでいます。
 
連結業績予想の修正は、為替相場が想定を上回る円高で推移していることや、これまでの販売実績をもとに予想販売数量を見直したこと等によるものです。
 

なお、年間配当金は、2011年10月27日に発表しましたとおり、来期に向けては業績回復を見込んでいることから、株主様への還元は、今期は1株当たり100円を下限にいたします。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願いいたします。




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