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平成27年3月期 第2四半期累計期間の連結業績 及び 通期の連結業績予想の説明

常務取締役 経営統括本部長 兼 総務本部長  君島 達己

当概要は「平成27年3月期 第2四半期決算短信」 「2015年3月期 第2四半期決算説明会参考資料」に基づいた説明です。

1.第2四半期累計期間(2014年4月〜2014年9月)の連結業績の説明(前年同期比較)
当第2四半期累計期間の連結損益計算書について
  前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減率
売上高 1,965億円 1,713億円 (△12.8%)
売上総利益 620億円 810億円 (30.7%)
(売上総利益率) (31.6%) (47.3%)  
営業利益 △232億円 △2億円 ( - )
(営業利益率) (△11.8%) (△0.1%)  
経常利益 12億円 221億円 ( - )
(経常利益率) (0.6%) (13.0%)  
四半期純利益 6億円 143億円 ( - )
(四半期純利益率) (0.3%) (8.3%)  

(売上高の説明)
 『Wii U』は、全世界で5月に「マリオカート8」を発売したことで、ハードウェア・ソフトウェアともに販売数量が増加しました。一方、『ニンテンドー3DS』は、「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS」などのヒットソフトはありましたが、より多くの有力タイトルが揃っていた前年同期と比較すると、ハードウェア・ソフトウェアともに全地域で販売数量は減少し、結果、前年同期比で全体の売上高は減少しました。

(売上総利益率の説明)
 前年同期は海外で『Wii U』ハードウェアの値下げを行ったこと等が影響し売上総利益率が大幅に悪化していましたが、当第2四半期累計期間は、『Wii U』ハードウェアの逆ざやでの販売に係る損失を前期に計上済みであったことなどもあり、売上総利益率は47.3%と比較的高い水準になりました。

(営業損失の理由)
 固定費を含む販売費および一般管理費が前年同期と比較して40億円減少したものの、売上総利益を上回ったことで、2億円の営業損失となりました。
 四半期ごとの推移でみた場合、当第1四半期(4月から6月)は94億円の営業損失でしたが、当第2四半期(7月から9月)では92億円の営業利益となり、収支バランスは改善されてきました。

(経常利益の理由)
 主に当第2四半期末の米ドルの為替相場が前期末にくらべ円安になったことで為替差益が155億円発生した影響等によります。

2.平成27年3月期 通期の連結業績予想の説明

 ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの新しいラインアップである『Newニンテンドー3DS』および『Newニンテンドー3DS LL』を10月より日本で発売し、好調な出足となっているほか、「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS』が全世界で順調な販売状況となっています。今後も「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」といった有力タイトルを発売予定にしており、『ニンテンドー3DS』プラットフォームの勢いを加速していきます。

  『Wii U』では、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」などの有力タイトルを発売するほか、ゲームとつながるキャラクターフィギュア『amiibo(アミーボ)』を発売し、プラットフォームのさらなる活性化と販売拡大を目指します。

 このように、1年で最も売上が大きくなる年末商戦で、数々の有力タイトルや新製品などを発売し、売上の伸長と収支バランスの改善を見込んでいます。通期の連結業績予想については、2014年5月7日に公表しました予想から変更はありません。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願い致します。




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