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平成27年3月期 連結業績 及び 平成28年3月期 連結業績予想の説明

常務取締役 経営統括本部長 兼 総務本部長  君島 達己

当概要は「平成27年3月期 決算短信」 「2015年3月期 決算参考資料」に基づいた説明です。

1.通期(2014年4月~2015年3月)の連結業績の説明(前期比較)
通期の連結損益計算書について
  前期 当期 増減率
売上高 5,717億円 5,497億円 (△3.8%)
売上総利益 1,632億円 2,145億円 (31.5%)
(売上総利益率) (28.5%) (39.0%)  
営業利益 △464億円 247億円 ( - )
(営業利益率) (△8.1%) (4.5%)  
経常利益 60億円 705億円 ( - )
(経常利益率) (1.1%) (12.8%)  
当期純利益 △232億円 418億円 ( - )
(当期純利益率) (△4.1%) (7.6%)  

(売上高の説明)
『Wii U』は、「マリオカート8」、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」がそれぞれ大ヒットとなったことなどにより、ハードウェア・ソフトウェアともに販売数量が増加しました。
 『ニンテンドー3DS』は、ハードウェアの新しいラインアップとして『Newニンテンドー3DS』および『Newニンテンドー3DS LL』を発売し順調な販売となったものの、『Newニンテンドー3DS』および『Newニンテンドー3DS LL』の発売前の、ハードウェア全体の販売数量が想定通りに伸びなかったことなどもあり、ハードウェア全体の販売台数としては前期比で減少しました。ソフトウェアについては、「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS」などの大型ヒットソフトがあったほか、複数の自社定番ソフトの販売が順調に推移したことや、サードパーティーソフトのヒット作が複数あったことなどにより好調となったものの、ハードウェアの販売数量が減少したためソフトウェアの販売が十分に伸びず、前期比で販売数量は減少しました。
 その結果、前期比で全体の売上高は減少しました。

(営業利益の理由)
 前期は営業赤字となっていましたが、当期においては、収支バランスの改善が進んだことにより、営業利益は247億円と、黒字転換しました。

(経常利益の理由)
 当期末のドルの為替相場が前期末にくらべ円安になったことで為替差益が340億円発生した影響などにより、経常利益は705億円となりました。

当期の年間配当金について

配当方針に基づきますと、当期の1株当たり年間配当金は180円となります。

2.平成28年3月期 連結業績予想の説明

平成28年3月期 通期の連結業績予想は以下のとおりです。

売上高 5,700億円
営業利益 500億円
経常利益 550億円
親会社株主に帰属する
当期純利益
350億円

前提為替レートは、1USドルは120円、1ユーロは125円としています。

通期の連結販売数量予想は以下のとおりです。

通期の連結販売数量予想
ニンテンドー3DSハードウェア 760万台
ニンテンドー3DSソフトウェア 5,600万本
Wiiハードウェア 10万台
Wiiソフトウェア 400万本
Wii Uハードウェア 340万台
Wii Uソフトウェア 2,300万本

※上記予想については「平成27年3月期 決算短信」もご参照下さい。

 年間配当金の予想額に関しては、現時点で予想している通りの業績になりますと、1株当たり150円となる予定です。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願い致します。




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