Wii Uスーパーマリオメーカー

ところでふと思ったのですが、

ポポ?(何だ?)

今回(1)の穴をせまくしたり、Aの床を高くしたのは、行き先の足場をみせて進むべきルートがわかるようにですよね?

ポーポポ。(そうだよ。)

でも足場が見えないときでも、普通は自分でいろいろとルートを探そうとするんじゃないでしょうか?

ポポポポポポ?(先に足場が見えないと、「この先は行き止まりだ」と思わない?で、プレイヤーは「ここに何か見逃していたり、かくされたりしているから先に進めないのでは?」と考えて、探索を始めるかもしれない。)

何にもないのに。(笑)

ポポポポポポ。(それが問題だよ。何かあると思ってさがしたのに、実は何もありませんでした~!ってなると、プレイヤーは嫌な気分になるだろう?こういうのは作り手側の「不親切」だ。)

プレイヤーが勘違いするような怪しい場所を作ってしまわないように注意ってことですね。

ポーポー。(そうそう。もちろん、わざと行き止まりにして、次へのルートをさがしてもらうつもりで作ったコースなら大丈夫だよ。上級者向けのテクニックだな!)

穴をせまくする話で思い出したんですけど

第三話の時、スタート直後の穴をせまくしてましたよね。その理由、まだ聞いていませんでした。

その理由、まだ聞いていませんでした。

ポポポーポー。(あれは今回とは少し意味が違ってて、ダッシュボタンを押さなくても普通のジャンプで飛び越えられるようにするためだよ。)

なんでですか?ダッシュボタンを押すのって別にむずかしいことじゃないと思うんですけど。

ポポポ。(それが実は、・「ダッシュボタンを押す」・「十字ボタンでマリオをうごかす」・「タイミングよくジャンプする」っていう3つのことを一気にやるのは、ゲーム初心者にはけっこうむずかしかったりするんだよ。)

えー本当なんですか?

ポポポポポポポポポ。(だから、『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズでは基本的にダッシュボタンを使わなくてもクリアできるように作ってあるんだ。まぁスーパーマリオメーカーで遊ぶ人はマリオになれているひとが多いと思うけど、初心者を意識したコースを作るときは、こういうことも思い出してもらうといいね。)

ほうほう、勉強になりましこ。……そういう風にヤマムラさんは本当にプレイヤーのことをよく考えていますよね。ヤマムラさんのその姿勢を見て、私、わかった気がします。

ポ、ポポ?(お、なんだ?)

いままで、コースづくりのテクニックを話してきて、ちょっと難しいなって思う時もありましたけど、すべてに共通して言えることって、遊ぶ人の立場にたって考えることですよね。「楽しんでもらえるかな?」「嫌な思いはしないかな?」という感じで。ひとことで言うと……

お・も・て・な・し

ポ、ポッポ……。(ましこ、そのネタちょっと古いぞ……)ポ、ポポッポ。(一番伝えたかったことをちゃんとわかっていてくれたんだな。ならば、俺から教えることはもう何もない。)

えっ!

ポ、ポポポポ。(ましこ、これが最後の宿題だ。)

宿題

ヤマムラを超えるコース

ポポポポポ。(今回は特に制限や指定はない。ましこの最高のコースで俺を超えてみせろ!)

えーーー!

ポポッ。(この宿題を出す日が来るとは……じわっ)

ちょっと、なに泣いているんですか(笑)

ポ?ポ、ポポーポ。(は?な、泣いてねーし。)

泣いてましたー、絶対泣いてましこー。

ポーッポポ~。(泣いてません~。目にゴミが入っただけですぅ~。)

ヤマムラさんがそんなうそつきだったなんて……今日も枝豆とからあげ持ってきたんですけど、あげるのやめようかな……。

ポポポ!(嘘です泣いてました!)

やっぱりね。ヤマムラさんが感動しちゃうくらい、わたしも成長したってことですね。よーし、次回の宿題、がんばりましこ!

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