開発スタッフが語るカスタムロボGXの魅力

今回のカスタムロボは“自由度”がキーワード
 今回の『カスタムロボGX』では、“自由度”をテーマの一つにしています。
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 ロクヨン版『カスタムロボ』では、シナリオモードで戦う相手の順番も、手に入るパーツの順番も、あらかじめ決まっていました。遊びやすい難易度をきっちり作り上げて、みなさんに心地よくプレイしてほしかったから、このように構成したんですね。
 でも、ロクヨン版を2本作り上げてよくわかったのですが、『カスタムロボ』って、遊ぶ人によって難易度がけっこう変わるんですね。
 ロクヨン版のときに、いろんな人にテストプレイしてもらって、“シナリオモードでどのバトルが難しかった?”と聞いてみると、返ってくる答えがみんな違うんです。各人、自分のお気に入りのカスタマイズと、お気に入りの戦法で戦うからです。
 ご存知のとおり『カスタムロボ』は、カスタマイズの相性によって、戦いがグッと楽になったり、つらくなったりします。そこで、バトルごとに有利なカスタマイズをうまく見つけ出す、というのが、このシリーズのおもしろさなんですね。ちょっとしたパズルのような楽しさです。
 だけど、ソフトを買って20試合や30試合やったぐらいで、カスタマイズの相性なんてなかなかわかるものじゃないですよね。そんなことがすぐにわかるすごい人は、めったにいません。だから、みんな最初は自分の好みのカスタマイズを見つけて、それで遊ぶんです。
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 そこで、今回の『カスタムロボGX』では、いっそのこと、うんと自由に遊んでもらっていいんじゃないかって考えたんです。
 まず、『カスタムロボGX』のシナリオモードでは、自分の好きな大会から順に始めることができるようにしました。と言っても、大会にはランクがあって、プレイヤーが最初から参加できるのはCランクの大会だけです。Cランクの大会をすべて勝ち抜くと、上のランクへ進めるようになります。また、同じ大会に何度でも参加することができます。
 パーツの入手順番にも、自由度があります。今回は、パーツをショップで買うことができるので、好きなパーツから入手できるわけです。ちなみに、パーツショップは一店だけではなく、何店も登場します。中にはレアパーツもあったりして……。
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 『カスタムロボGX』は、こうした自由度のことも考えて難易度を調整しましたから、最初のうちは好みでパーツを選んでいっても、問題なくドンドン進めると思います。かなり気持ちよく勝っていけますよ。
 ……もちろん、シナリオ後半あたりからエンディング後は、カスタマイズを考えないときびしめになるように作ってあります。いい具合に手ごたえあり、ですよ!(笑)
 『カスタムロボ』が本格的におもしろくなるのは、そこからです。
 多くのコマンダーのみなさんの挑戦をお待ちしています。



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