ファミコンミニ発売記念「なつかしのあの1本」ファミコンとの思い出 思い出紹介!! えんぴつアイコン
これまでにお寄せいただいたコメントの中から、とくに「懐かしい思い出」、「泣かせる思い出」、「熱い思い出」をご紹介させていただきます。




 
 
タイトル:スーパーマリオブラザーズ
ペンネーム:あげは さん
年令:33 才
性別:女性
私が、中学三年生のときある日父がファミコンとスーパーマリオブラザーズのカセットを持って帰ってきました。私と妹は大喜び。毎日夢中になりました。ところが、一番夢中になったのは父でした。家族が寝た後夜中まで、ピコピコやっていたのを覚えています。ゲーム専用のテレビは子供部屋にあったので、私と妹が寝ていようが勉強していようがかまわず父はスーパーマリオに夢中になっていました。それどころか私が高校受験の前日の夜でさえも。必死に勉強している横では、ちゃっちゃーちゃ、ちゃららららーら、と音を消すこともなく子供みたいに夢中になっている父がいました。でも、それでもファイナルステージのクリアがなかなかできず最後は私も勉強そっちのけで交互にチャレンジして夜中の2時ごろまでかかりやっとクリアできました。その時の喜びは高校合格と同じくらいでした。あの、マリオとルイージが私たち姉妹と父とのコミュニケーションを結んでくれてたんだと古びたファミコンとカセットを見るたび懐かしく思います。
 
 


 
 
タイトル:がんばれゴエモン! からくり道中
ペンネーム:サキガケ さん
年令:33 才
性別:男性
ビデオがあまり普及していなかった頃。
数時間かけてクリアした後のエンディングを記念に残したくて、テレビの側までラジカセをもっていき録音していたちょうどその時、私の名を呼ぶ母の声まで入ってしまいました。

コンティニューやセーブというものがなかった時代の悔しい思い出です。
 
 


 
 
タイトル:キン肉マン マッスルタッグマッチ
ペンネーム:八中 さん
年令:33 才
性別:男性
15年前ぐらいでしょうか、私が中学生の頃にこのソフトと出会いました。日々、私と友人MとSとで、熱い戦いを繰り広げていました。
キャラセレが熱く、3強の「ラーメンマン」「ウォーズマン」「バッファローマン」を取ることに命を懸けていました。
日々の対戦の結果、我々の間では「ラーメンマン」が最強ということになりました。
「ウォーズマン」や「バッファローマン」は放物線を描く必殺技なので、ツライながらもなんとか逃げるチャンスがあった。
しかし「ラーメンマン」は、ちょっとしたコツで水平蹴りが出るので、一度蹴られると永遠に蹴られ続けるという凶悪なキャラでした。
このゲームはリング外から投げ込まれる「パワーボール」を取ることでほぼ勝ちが決まるので、敵にパワーボールを取られたら、「地震!地震!」とか「手が当たった」とか言って、無茶苦茶な理由で即リセットでした。
ある日、いつもの様にS宅に向かうと、中からMが出てきて、「今日は外に行こうぜ」と言うので、仕方なく外で遊ぶことになった、Sは来ない。
ワケを聞いてみると、ラーメンマンの凶悪なプレイをMがSにし続けパンコテにしたらしく、険悪なムードになったらしい。
それ以来S宅では「マッスルタッグマッチ」は禁句のような存在になってしまい、他のゲームをするしかなくなってしまいました。
 
 


 
 
タイトル:パックマン
ペンネーム:鍋好き犬 さん
年令:34 才
性別:男性
パックマンとあの子

当時は確か、スーパーファミコンが登場して間も無い頃の
冬でした。
僕にはとても好きな女の子がいて、彼女にも僕の気持ちが
少しだけ通じていたらしく、最高潮とは言えないまでも、
幸せな気持ちで過ごしていました。

ファミコンが欲しいから買い物に付き合って…と誘われたのは、
クリスマスの少し前だったと記憶しています。
僕は画像の綺麗なスーパーファミコンの存在を彼女に伝えた
のですが、彼女は「パックマンで遊びたい」と言い、本体と
一緒に購入しました。
なんでも、以前に家族で温泉旅行に行った時に、ゲームコーナー
のパックマンで盛り上がった事があったと彼女は話して
くれました。
その時の楽しさを、家で家族と味わいたかったのでしょう。
当時は今程にはゲームがショップに溢れてはおらず、今の
ようにはグラフィックの美麗さが先行して謳われる事も
少なかった時代でした。
それでも、彼女があえて思い出のパックマンを選ぶ姿に、
「ゲームには絵よりも大切な部分があるんだ」と思わせて
くれるものがありました。

僕と彼女の恋は上手くはいきませんでした。
今、彼女は何処でどう過ごしているんだろう。
僕にとって、彼女のパックマンのような存在のゲームは
あっただろうか。

パックマンを買った彼女が、翌年にくれた年賀状を見返して、
そんな事を想ったりしています。
年賀状には彼女の自慢の羊のイラストと、「パックマン、家族で
盛り上がってるよ!!」という一文が、楽しげに書かれています。

時折、ゲームがもたらす悪影響を伝えるニュースを見かけますが
ゲームは家族や仲間に楽しい時間を与えてくれる事も事実です。
多くの人々に、愛すべきゲームとされる作品が今後も産み出され
ていく事を願っております。
 
 


 
 
タイトル:謎の村雨城
ペンネーム:バーミン大好き さん
年令:35 才
性別:男性
クリスマスに両親にねだり、やっとのおもいでディスクシステムを購入してもらい、念願の「ゼルダの伝説」を購入しようと玩具店へいったのですが既に売り切れ。しぶしぶ売れ残っていた「謎の村雨城」を買いました。どうせつまらないだろうとプレイしてのですが、以外や以外ハマるハマる。徹夜でクリアしました。その年の修学旅行で京都のお寺にて友達と「謎の村雨城ごっこ」をし、お城で棒を振り回しお寺の住職にこっぴどく怒られたことを今でも思い出します。また是非プレイしたので、ソフト化を期待します。

 
 


 
 
タイトル:サッカー
ペンネーム:工事中 さん
年令:36 才
性別:男性
友達と熱くなったのはサッカー。当時高校生だったのに友達5人とリーグ戦を開くほど熱中してました。高校生にもなって必死にゲームする後ろ姿と部屋中にこだまする「やったー」「シュートー」の声を聞いて私の母は、「この子は多分ぐれることは無いな」と思ったそうです。ハーフタイムのチアガールも良かったですよね。
 
 


 
 
タイトル:アーバンチャンピオン
ペンネーム:ポン吉 さん
年令:41 才
性別:男性
今の奥さんと結婚前、よくこのソフトで戦いました。
デートして夜に自宅でこのソフトで遊ぶのが定番でした。

どうも、彼女は私に不満がある時に限り妙にやりたがるので
ぎりぎりのところで勝たせて気持ち良くさせてから
家まで送って行くようにしていたことが思い出されます。
 
 


 
 
タイトル:ドラゴンクエスト
ペンネーム:ほしのや さん
年令:41 才
性別:男性
20年ほど前,私のカノジョが,あろうことかファミコンを手に入れた。
私がもともとゲーム好きなのを知っているに拘らずである。
その顛末は火を見るより明らかであった。
案の定私は,当時評判だった「ドラクエ」に,
ズボッと音を立ててハマリこんだ。
しかし,すぐに最後までいけるようなゲームではなかった。
ここでやめたくない。
思い余った私は,カノジョに無心した。

「こ,これ,ファミコンごと貸してくれっ!」

ハッ,しまった!
一人暮しの私の部屋にはテレビがないっ!

「こ,これ,ファミコンとテレビごと貸してくれっ!!」

私は,大汗かきながら,そして電車の中で邪魔にされながら
テレビをかついで我が家に帰った。
かくてテレビをかついてカノジョのウチを行ったり来りすること数度。
数々のはた迷惑を乗り越えて,どうやら「ドラクエ」をクリアした。

今では我が子にイソイソとポケモンを教授するそばで,
カノジョが満足そうに眺めている。
決してあきれた顔などをしてはいない。
 
 


 
 
タイトル:スーパーマリオブラザーズ
ペンネーム:やもりん さん
年令:42 才
性別:女性
夫の海外赴任に伴ってカルチャーショック受けまくりのサウジアラビアに住んでいた時のことです。女性一人での外出は禁止されているし、長女を妊娠していたこともあり、ほとんど外出することなく主人の帰りを待つ日々でした。そのときの私の心の友がマリオだったのです。テレビの陰からカサカサと出没するサソリをスリッパで退治しながら命がけ(?)でゴールを目指していました。最近TVのCMで流れてくるテーマ音楽を聴くたび懐かしく思い出しています。
 
 


 
 
タイトル:ゼルダの伝説
ペンネーム:ひろすぃ さん
年令:42 才
性別:男性
当時まだファミコンを持っていなかった頃、友人の家で遊んだ「ゼルダの伝説」。ディスクシステムにも感激したが、それ以上にゲーム内容にすっかり惹かれてしまった。
けれども数時間で遊びきれるゲームでないのはご存知の通り。私のハマりように呆れて眠りこけた友人を横目に、深夜までどっぷりとゼルダの世界に入り込んでしまった。
明け方に帰宅した後もゼルダが忘れられず、即購入へと走ったが、ディスクシステムは発売されたばかりでどこへいっても品切れ…
我慢できずに友人宅へ向かうとなんと留守だ。どうにも我慢できずに部屋に上がり込んで遊んでしまった。
勝手に部屋に上がり込んでまで嬉々とゼルダに興じる私を発見した友人の呆れた顔は、今でも覚えている。なぜか友人は怒りもせずに、私の遊ぶ画面を見つめながら自分がどこまで攻略したかを嬉しそうに話し出した。
今でも彼と酒を飲むとこの時の話になって、お互い、いかに「ゼルダ」が素晴らしかったかを延々と話しだすのだ。
 
 




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