世界観/ストーリー

バックグランドストーリー 後編

「それにほら、さっき『神』の手下をやっつけちまったから、俺ももう元の場所には戻れないしさ。」イサは焦げ跡に少し目をやる。「逃げるって言ったって…あてはあるの?」カチは、いたずらっぽく笑って言う。「う〜ん…ない。」「やっぱり。」二人は声を合わせて笑う。「わかってるのは、このままここにいれば、また『神』の手下どもが追ってくるってことだけだ。」さっきの奴だって、『人類を超えた力を持つ存在』を自称しているくらいだ。あれくらいの攻撃で消滅したはずもないだろう。だとすれば、一刻も早くこの地球(ほし)から脱出しなければ。

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