『ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物』は1994年10月21日にスーパーファミコンで発売されたRPG。ギリシャ神話をモチーフにしたファンタジーRPGシリーズ『ヘラクレスの栄光』の第4弾にあたります。 |
主人公はいにしえの国家アトランティスで平和に暮らす青年。しかし、敵国の侵攻によってアトランティスは滅亡し、主人公は魂だけの存在になってしまいました。そして、自らの人間としての運命、そして肉体を取り戻すため、神々の命を受けて旅立つことになります。このように『ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物』のメインストーリーは、生や死などのテーマが絡み合う、非常に重厚なものです。 一方でゲームスタート早々、主人公が世界に降り立ったときの姿は、なぜか「イヌ」!また、旅の途中で出会うひとクセもふたクセもある人々や、友人プラトンとの会話には、思わずニヤリとさせられることでしょう。硬軟を絶妙に取り混ぜたストーリーの面白さを、ぜひ味わってください。 |
主人公は魂だけの存在であるため、そのままでは冒険に出ることができません。そこで与えられたのが「トランスファー(乗り移り)」の能力。出会ったさまざまな人や動物に乗り移り、その体を借りて冒険することができるのです。 いつでもどこでも自由に乗り移る体を変えることができ、キャラクターの能力や使える技が変わるのはもちろん、出会う人のリアクションも変化。この「トランスファーシステム」が、本ゲーム最大の特徴と言えるでしょう。 |
トランスファーできるキャラクターは計100人以上で、老若男女もさまざま。さらにはイヌやヒツジなどの動物にも乗り移ることができます。あなたは全員見つけることができるでしょうか? |
戦闘中に発するさまざまな「かけ声」や、敵に攻撃を受けたときの「悲鳴」。このゲームでは、これらのセリフを自由に設定することができます。 乗り移ったキャラクターにあわせて変えてみたり、あなただけの決めゼリフを用意するなど、いろいろ楽しんでみてください。 |