人間が生を受けて間もないころの話です。 神々は王のエロールを中心に、恵みの地マルディアスを育んできました。 しかし、平和な時間は続きませんでした。 悪しき三柱の兄弟神デス、サルーイン、シェラハが、 エロールと人間たちに戦いを挑んだのです。 熾烈な戦いは永遠に続くと思われましたが、 ついに長兄のデス、末妹のシェラハがエロールの前に屈し、降参しました。 しかし、サルーインだけは戦いをやめません。 エロールはサルーインを封印するため、 人間の騎士ミルザに10個の宝石を与えました。 ミルザはサルーインの封印に成功したものの、 かわりに命を失ってしまうのです。 ……そして神々の物語が伝説と化した今、 ふたたびマルディアスに不吉な影が忍び寄ろうとしています……。 |