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本日は、お忙しい中、多数の皆様にWii Preview にお集まりいただき、ありがとうございます。社長の岩田でございます。 私からは、Wiiの開発コンセプトに関するお話をさせていただきたいと思います。
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本題に入る前に、まずはじめに、Wiiを開発するに至った日本のゲーム市場全体の背景からお話ししようと思います。 ちょうど3年前になりますが、 東京ゲームショウの基調講演において私は、「日本のゲーム市場では、ゲーム離れ現象が進行している」という私達の現状認識を、お話ししました。 このゲーム離れ現象に対応し、新たな成長への道を切りひらくために、 |
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任天堂は、「ゲーム人口の拡大」を基本戦略として掲げてきました。 そして、その最初の答えとして発売したゲーム機が、 |
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ニンテンドーDSでした。
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DSは、結果として、そのユニークなハードの特徴を活かしたソフト群が、お客様のご支持をいただくことができ、 |
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発売20ヶ月で国内で1000万台を超えて普及するという史上最速のペースで普及が進みました。 昨年の年末商戦以降、時期的にはこの赤い矢印の部分ですが、特に普及の伸びが加速し、それと同時に、日本の市場が明確なターニングポイントを乗り越えたことが明らかになりました。
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