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2011年3月期 第3四半期累計期間の連結業績、通期の連結業績予想の概要

概要説明:専務取締役 経営統括本部長  森 仁洋

当概要は「平成23年3月期 第3四半期決算短信」 「2011年3月期第3四半期決算説明会参考資料」 に基づいた説明です。

(1) 第3四半期累計期間(2010年4月〜2010年12月)の連結業績の説明(前年同期比較)
当第3四半期累計期間の連結損益計算書は以下の通りです。(括弧内は前年同期との増減率)
売上高 8,079億円 (△31.7%)
営業利益 1,587億円 (△46.5%)
経常利益 804億円 (△74.4%)
四半期純利益 495億円 (△74.3%)

(売上高の主な減少理由)
  • 年末商戦には欧米で盛り上がりを見せましたが、前期に米国で史上最高を記録した『ニンテンドーDS』や『Wii』のハードウェアの月間販売台数(2009年12月)に及ばなかったことなどによる販売数量の減少。
  • 当期の期中平均為替レートが前年同期の期中平均為替レートと比較して対USドル・ユーロ共に円高に推移し、売上高に対して前年同期比701億円のマイナスの影響が発生したことによる為替の影響。
  • 前期から当期にかけておこなった『Wii』や『ニンテンドーDS』ハードウェアの値下げの影響。
(営業利益の主な減少理由)
主として売上高の減少による。
※営業利益の減少幅が売上高より大きい理由は、売上高販売費及び一般管理費比率の上昇によるもの。

(経常利益の主な減少理由)
営業利益段階での減少に加え、円高による為替の影響で為替差損が発生したことによる。
当第3四半期累計期間の為替差損:844億円(前年同期:99億円の為替差益)
(2) 2011年3月期通期の連結業績予想の説明
2011年3月期通期の連結業績予想は、2010年10月28日に開示しました「平成23年3月期 第2四半期決算短信」において発表した同予想から変更しておりません。(下表参照)
また、当期末想定の為替レートにつきましても、1USドル85円、1ユーロ110円から変更しておりません。
売上高 11,000億円
営業利益 2,100億円
経常利益 1,450億円
四半期純利益 900億円

通期の販売予想数量の変更について

第3四半期までの販売状況やハード同梱ソフトの実績、及び第4四半期の見通しを踏まえ、通期の連結販売予想数量を以下のように修正いたしました。(括弧内は従来予想との増減数量)
Wiiハードウェア 1,600万台 (△150万台)
Wiiソフトウェア 17,000万本 (+3,200万本)
ニンテンドーDSハードウェア 1,850万台 (△100万台)
ニンテンドーDSソフトウェア 12,000万本 (+1,000万本)
ニンテンドー3DSハードウェア 400万台 変更なし
ニンテンドー3DSソフトウェア 1,500万本 変更なし

※ 通期の販売予想数量を修正した一方で、売上高や営業利益などの通期業績予想を修正していない理由は、第3四半期までの業績に対する進捗状況や第4四半期の業績予想を踏まえて見直したところ、従来予想と大きな乖離がなかったためです。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願い致します。




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