平成25年3月期 連結業績 及び 平成26年3月期 連結業績予想の説明
専務取締役 経営統括本部長 森 仁洋
当概要は「平成25年3月期 決算短信」 「2013年3月期 決算説明会参考資料」に基づいた説明です。
- 1．通期（2012年4月〜2013年3月）の連結業績の説明（前期比較）
- ● 通期の連結損益計算書について
前期 当期 増減率 売上高 6,476億円 6,354億円 (△1.9%) 売上総利益 1,536億円 1,403億円 (△8.7%) （売上総利益率） (23.7%) (22.1%) 営業利益 △373億円 △364億円 （ - ） （営業利益率） (△5.8%) (△5.7%) 経常利益 △608億円 104億円 （ - ） （経常利益率） (△9.4%) (1.6%) 当期純利益 △432億円 70億円 （ - ） （当期純利益率） (△6.7%) (1.1%) （売上高の主な減少理由）
当期は新たに『Wii U』を発売し、『ニンテンドー3DS』も売上高を伸ばしたものの、『Wii』と『ニンテンドーDS』の販売数量の減少が大きく、全体の売上高が減少したことによります。（売上総利益率の説明）
『ニンテンドー3DS』ハードウェアの製造原価が下がってきていることで収益性が向上した一方、当期に発売した『Wii U』ハードウェアが逆ざやでの販売となっていることなどの利益率の低下要因があり、売上総利益率は22.1％となりました。（営業損失の理由）
販管費及び一般管理費が前期と比較して減少したものの、売上総利益を上回ったことで、前期に引き続き営業損失となりました。（経常利益の説明）
主に為替相場が当期末に円安となった影響により発生した為替差益395億円が、営業損失を上回ったことによります。● 当期の年間配当金について
配当方針に基づき計算いたしますと1株当たり年間配当金は30円となりますが、当期は利益水準にかかわらず、1株当たり年間100円を下限としておりましたので、株主様への配当は、1株当たり100円となります。 - 2．平成26年3月期 連結業績予想の説明
- 平成26年3月期 通期の連結業績予想は以下のとおりです。
売上高 9,200億円 営業利益 1,000億円 経常利益 900億円 当期純利益 550億円
前提為替レートは、1USドルは90円、1ユーロは120円としています。通期の連結販売数量予想は以下のとおりです。● 通期の連結販売数量予想 ニンテンドーDS ハードウェア - ニンテンドーDS ソフトウェア 1,000万本 ニンテンドー3DS ハードウェア 1,800万台 ニンテンドー3DS ソフトウェア 8,000万本 Wii ハードウェア 200万台 Wii ソフトウェア 2,000万本 Wii U ハードウェア 900万台 Wii U ソフトウェア 3,800万本
※上記予想については「平成25年3月期 決算短信」 もご参照下さい。年間配当金の予想額に関しては、現時点で予想している通りの業績になりますと、1株当たりの年間配当金は260円となります。平成26年3月期は、数多くの魅力あるゲームソフトを継続して提供する準備を進めており、『Wii U』と『ニンテンドー3DS』の2つのプラットフォームの普及を加速させるとともに、ハードの採算性の向上に努めることで業績の回復に努めてまいります。
当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果（実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。）は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願い致します。
