『ファイアーエムブレム トラキア776』は、1999年9月1日にスーパーファミコンのカセット書き換えシステム「ニンテンドーパワー」より発売され、その後2000年1月21日にスーパーファミコンのカセットで発売されました。 物語の舞台は『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』（以下『聖戦の系譜』）に登場したユグドラル大陸のトラキア半島。故国を追われたリーフ王子による、レンスター王国復興のための「聖戦」を描いた『聖戦の系譜』の外伝的タイトルです。 聖戦の系譜

主人公であるリーフのほかにも、彼とともに育った少女・ナンナや、レンスター王家の忠臣・フィンなど、『聖戦の系譜』の人物たちが数多く登場。これまで明かされなかった人間関係や歴史が語られます。

戦闘に参加するユニットにはさまざまな種類があり、それぞれ持っている武器や特徴が異なります。接近戦が得意なユニットや遠くからでも敵を攻撃できるユニット、移動範囲が広いユニットなど、各ユニットの特徴に合わせて動かし、敵と戦わせることで戦況を有利に進めることができるのです。マップ上の全ユニットの情報を把握して敵と戦っていきましょう。

敵を捕虜にする「捕える」や、味方をかついで移動できる「かつぐ」など、コマンドメニューにこれまでなかったコマンドが登場。ほかのユニットを同行させているときは移動力が下がるなどのデメリットもありますが、持ち物を奪ったり、傷ついた味方の保護などもできます。コマンドをうまく利用し、新たな戦略を立てて行動の幅を広げていってください。

ゲームは1章→2章→3章と順番に進んでいきますが、途中で「外伝」シナリオが登場する場合もあります。外伝はその前の章で特定の条件を満たすと現れ、新たな仲間が登場したり、外伝でしか語られないエピソードもあります。外伝出現の条件を探し、すべてのエピソードをプレイしてみてください。