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    3D映像の配信という新たなチャレンジも展開します。
    日本テレビ放送網株式会社様、ならびに株式会社フジテレビジョン様と、任天堂がそれぞれ提携し、テレビ局様が制作した3Dのオリジナル映像を、「いつの間に通信」を使って、ニンテンドー3DSに毎日、無料で配信する実験的な取り組みを展開します。3D機器の“鶏と卵”の問題を解き、3D映像のビジネスが立ち上がるための、ひとつのきっかけになることを期待しております。
    それでは、ニンテンドー3DSで発売予定のゲームソフトをご覧ください。

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    ニンテンドー3DSは、発売時に、アクアブルー、コスモブラックの2色を用意します。

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    発売は、来年の2月26日、希望小売価格は25,000円とさせていただきます。
    アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでは、発売は来年3月にさせていただきますが、発売日と価格等、詳細につきましては、後日各国の任天堂子会社から発表させていただきます。
    さて、最後にひとつ、お話ししなければならないことがあります。

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    それは、ニンテンドー3DSの普及への課題がもうひとつあると感じているからです。

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    それは、「任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり」で、サードパーティのソフトメーカーさんのソフトが売れていないのではないか、という課題です。
    任天堂は、自社のソフトでハードを普及させるように努め、プラットフォームのビジネスが成立するだけの規模になるような土台づくりをすることを、自分たち自身の責任として取り組んできましたが、

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    ご覧のように、日本では、任天堂プラットフォームのサードパーティ比率は相対的に低いことは事実で、特に、Wiiのサードパーティ比率は非常に低くなっています。

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    比率だけではなく、累計販売数量で見ると、DSについては、累計ソフトの本数の規模が大きいということもありますので、サードパーティのソフトメーカーさんのソフト販売だけを取り出しても、最も売れているプラットフォームになっています。DS発売から1年ほどの間は、「任天堂ソフトばかりが売れる」という声もありましたが、ハードの普及とともに状況が変化し、そのような声はあまり聞かれなくなりました。私たちは、Wiiについても、DSと同じようにハードの普及とともに状況が変わることを期待しておりましたが、Wiiではこの問題はうまく解決できませんでした。
    このイメージがあるため、「ニンテンドー3DSでも、Wiiのようなことが起こるのではないか」という懸念も生まれていると思います。ニンテンドー3DSにおいて我々は、この課題に取り組まなければなりません。

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    ちなみに、日本だけでなく、日本とアメリカの販売データを合算すると、様子はだいぶ変わってまいります。日本に見られるようなWiiとDSのサードパーティ比率における大きな差は、ここにはありませんし、

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    サードパーティのソフトメーカーさんの販売本数についても、Wii・DS共に、十分大きな規模になっていることがわかります。Xbox360の発売が1年先行していることを考えると、世界規模で見れば、Wiiはサードパーティのソフトメーカーさんの販売実績においても、他のプラットフォームに大きな遅れはとっていないということが言えると思います。
    ニンテンドー3DSでは、日本においてWiiで経験した流れに陥ることのないよう、スタートダッシュの段階で、ソフトメーカーの方々と足並みを揃えていく必要があると考えております。
    日本のソフトメーカーの開発者の方々にお話を訊いてきましたので、ご覧ください。

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