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Game System戦略と戦術/より有利な戦闘を

戦闘準備は万全に
派遣の前に
  まず編成画面で、キャラクターとユニットの編成を確認します。派遣しようとしているユニットに死亡したままのキャラクターが混じっているなどという事のないようにしましょう。
フィールドに派遣したユニットには、部隊コマンドのコマンドしか使用することはできません。特に、回復用アイテムなどアイテムの所持は、派遣前に行いましょう。
アイテムの所持は編成画面から「ユニット・コマンド」の「ユニット・アイテム」、編成画面でのアイテムの使用は「アイテム」の「アイテム使用」で行います。
 
アイテム欄空っぽ
アイテム欄に何もない場合、疲労したりHPが低下したりした時に不安が残ります。
 
 
なお、主人公をリーダーとするユニットは、マップの攻略を始めると撤退することができません。必要な作業はワールドマップの編成画面で行っておきましょう。
各部隊の状況を把握する
  派遣したユニットは、Lトリガーボタンからの検索ウィンドウや、部隊コマンドの「ステータスを見る」などを活用し、現在の状況を常に把握しておきましょう。
 
「ステータスを見る」を実行すると、ユニットの編成がポジショニングスクエアで表示されます。
部隊コマンド「ステータスを見る」
  ・ポジショニングスクエア
フォーメーションを確認します。
 
前後の列の違いは行動種と行動回数に影響し、左右の位置の違いは戦闘の際にターゲットの選定に影響します。
必要に応じて、部隊コマンド「ユニット・コマンド」の「フォーメーション」で変更します。
 
また、ポジショニングスクエアにはHPも表示されています。L・R・Zの各ボタンで表示の有無を切り換えることができます。
 
ポジショニングスクエア
  ・簡易ステータス(キャラクター)
画面上部には初めユニットリーダーの簡易ステータスが表示されます。3Dスティックか十字キーの左右で、他のキャラのステータスも順に確認することができます。
 
行動種を確認し、必要に応じて部隊コマンドの「フォーメーション」で変更します。編成し直すまで変わることはありません。
簡易ステータス(キャラクター)
「ステータスを見る」キャラクターのステータス表示
 
  ・疲労度 疲労度
疲労度がピークに近づくと、キャラクターの攻撃力と防御力が急激に低下します。
その上、ピークに達すると自動的にキャンプを張ってしまいます。この時に敵の襲撃を受けると、眠ったり能力が低下したままで攻撃されてしまい、非常に不利な状況に陥ってしまいます。
 
どんな装備を着けたどんなレベルのキャラでも、本来の力を出し切れなくては勝つことはできません。
キャンプ中に襲撃を受けた!
 

進軍から接触まで
進軍ルートの指示
  縮小マップ
自軍が敵の本拠地を目指すのと同様、敵軍もこちらを待ち受けて部隊を展開させています。マップ全体にくまなく部隊を展開し、敵の部隊がどこにいるか、どこから来るか、をいち早く把握しましょう。
 
まずは拠点から拠点へと部隊を進めていきますが、敵の位置には十分注意します。C右ボタンで画面左下に縮小マップを出すことができますので、マップ全体を確認しながら味方を進軍させてください。
  ポーズ機能
またこのゲームには、フィールドでスタートボタンを押すとゲーム中の時間の進みが停止するポーズ機能があります。ポーズ中もコマンドを与えることはできますので、全軍に落ち着いて指示を出すことができます。
  直接スクロール
 
また、C左を押したまま十字キーか3Dスティックを操作すると、画面を上下左右に直接スクロールさせることができます。
C左を押している間はゲーム中の時間も停止していますので、マップ全体を見渡したいときに直接スクロールを使うと便利です。
行動オプション
  行動オプションを選んでいる
敵ユニットが視認範囲に入ったら、自軍のユニットの行動方針を検討します。
 
部隊コマンド「行動」の中の「行動オプション」コマンドにより、接近してくる敵ユニットに対してどのような行動方針を取るかを、あらかじめユニットに指示しておきます。
 
   
敵ユニットとの間合いや向き、周囲の拠点との位置関係などを考慮し、有利な接触を行えるように行動オプションを設定します。
移動時の行動オプション
なし
目的地まで最も無駄のない進路を取ります。
側面や背後から接触された場合、不利なフォーメーションでの戦闘を強いられます。
遊撃
周辺の敵を追撃するため、戦闘に関しては一番確実です。
しかし深追いしすぎて予定の進路を大きくそれてしまう恐れがあります。
回避
常に敵部隊と一定以上の間合いを取りながら進むため、敵との接触が最も少ない行動です。
目的地が敵陣にあると目的地に到達できず、追撃を受けた場合には敵に背後を向けてどこまでも追われてしまう恐れがあります。
待機時の行動オプション
駐留/なし
特に何もせずその場にとどまります。敵ユニットの接近を視認していれば、自動的に敵ユニットに正面を向けます。
拠点駐留時には、戦闘に敗北すると即座に拠点を奪われてしまう危険を伴います。
迎撃
接近する敵ユニットに向け移動を開始します。
拠点を守る場合は接近する敵に向かっていきます。敗北したときに拠点を奪われる危険は少なめですが、拠点を空けてしまうため万全の守りとも言えません。
退避
敵が接近するとそれを避けて移動を開始します。
拠点駐留時の指示には向きません。「回避」と合わせ、向かってくる敵を引きつける囮(おとり)の効果があります。
しかし敵に背後を向けてしまう点に注意しなければなりません。
戦闘の地形
  戦闘が行われる地形は、敵味方のユニットが移動中である場合は中間点の地形、どちらかが待機中には待機側の地形を反映します。
味方ユニットの移動タイプに合った地形で待機しつつ敵を待ち受けると、味方に有利な地形で戦闘を行うことができるわけです。
 
また待機中の味方ユニットは、敵を察知すると敵ユニットに正面を向けて敵ユニットを待ち受けるため、想定通りのフォーメーションで戦闘に臨むことができます。
 
フォーメーションと行動種
  戦闘開始前のユニットの接触方向 敵味方のユニットが接触すると、その時の方向を反映して、戦闘時のポジショニングスクエアが90度単位で回転します。
例えば味方ユニットが左側面から敵に接触された時は、右に向いた状態で戦闘に入ることになります。
   
戦闘における行動の内容は実際に戦闘を開始した時の配置で決まりますので、ポジショニングスクエアの方向がずれると、フォーメーションで想定していた行動とは行動方法や行動回数が変わってしまいます。
横を向いて、不利なフォーメーションで接触 クレリックは攻撃できない!
横を向いて接触すると、不利なフォーメーションで戦うことになります。
 
移動目標や行動オプションの設定により、なるべく正面から敵と接触するようにしましょう。
 
不意打ち
  マップによっては、視認範囲内に突然敵が現れることがあります。
しかしこのような伏兵による不意打ちも、周囲に注意を払って落ち着いて対処すれば大した事態にはならないでしょう。
 

 
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